※アイキャッチ画像は、AIツールを用いて生成したオリジナルイラストです。著作権侵害にあたる画像ではありません。
あらすじ
ドリームハイは、芸能高校を舞台にしているドラマです。
アイドルデビューを目指す高校生達が毎日目標に向けて頑張る姿が映し出されています。
そんな彼らの青春はアイドルデビューという目標だけでなく、友情や恋愛も交えながら描かれています。
アイドルデビューに向けた歌の試験の場面がたくさん出てくるので、出演キャストたちによる歌をメインに進んでいくストーリー展開です。
※上の画像は、AIツールを用いて生成したオリジナルイラストです。著作権侵害にあたる画像ではありません。
ジャンル
歌・高校生・青春・成長・コメディ・恋愛
5段階評価 (あくまで筆者の評価です)
続きが予想できない度★★⭐︎⭐︎⭐︎(星2)
分かるような、分からないような、見ていて楽しい程度に予想できなくて良いです!
続きが気になる度★★★⭐︎⭐︎(星3)
気になります!登場人物も多いので、それぞれ気になる部分がたくさんあります!
映像映え度★★⭐︎⭐︎⭐︎(星2)
新しいドラマではないので、映えという部分はあまり期待できないかなと思います
OSTの良さ★★★★★(星5)
音楽ドラマなだけあり、とても良いです!実際に出演者たちが皆さん歌手、アイドルなので、聞き応えあります!
キャストの豪華さ★★★★★(星5)
本当に豪華です!今見てもすごいメンバーだなと思うくらい、主演何人集めた!?というくらい豪華です⭐️
主人公以外への愛着★★★★★(星5)
夢に向かう皆の姿に愛着湧いてしまいます!
キャスティングのマッチ度★★★★★(星5)
とても良くあっていると思います!それぞれキャラ立ちがハッキリしている部分があるので、出演者達の元々の強みが全面に出ています!
話題性★★★★★(星5)
Kpop第二世代が大集合しているドラマなだけあり、話題性は物凄かったです!
怖さ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(星0)
全く怖くないです!!
キュンキュン度★★★⭐︎⭐︎(星3)
私はかなりキュンキュンしました(放送当時の高校生の時に見ていたからかもですが笑)
今見たら古いと感じる部分もあるのと、視聴者が学生さんではないなら、キュンキュンはしにくいかもしれません…
コメディ要素の強さ★★★⭐︎⭐︎(星3)
誰とは言いませんが、コメディ要因がいて面白いです!笑
前半からの面白さ★★★⭐︎⭐︎(星3)
韓ドラあるあるの「5話まで耐えよう」はあまりないです!最初の停滞感はあまり感じないです!
中盤〜後半の飽きなさ★★★⭐︎⭐︎(星3)
あまり飽きないですね!
脚本・描写の理解しやすさ★★★★★(星5)
シンプルな内容なのでややこしくないです!頭を使わず見れるところもいいです!
後遺症度★★⭐︎⭐︎⭐︎(星2)
人によると思いますが、韓ドラ慣れしていない人はけっこう良い後遺症になれるのではと思います✴︎
こういう人がハマるかも⁉︎
夢に向かって頑張っている姿に感情移入しやすい人にオススメです!
ついつい皆を応援したくなるような、ドラマです!
“ザ・青春”という感じのドラマで、俳優、女優さん等の生歌も聞き応えがあり、観ていて楽しめると思います!
〈ドリームハイ〉が好きならこれも好きかも⁉︎
二十五、二十一 ⇒ 青春、成長、みたいなところが似ています!高校生ものではないですが!
ドラゴン桜 ⇒ 製作年代も似ていて、青春、成長、さらに高校生もの、というところまで似ています!内容は受験ドラマです!
カノジョは嘘を愛しすぎている ⇒ 成長系のドラマ、歌う系ドラマ、そして頭を使わず見ることができる、という点で似ています!製作年はそこまで古いドラマではないので、ドリームハイほど昔のドラマではない方がいいな〜という方にはオススメです!
無人島のディーバ ⇒ 成長系、歌う系のドラマ、というところで似ています!高校生ものではないのと、製作年も割と最近なので、古いドラマではない方がいい場合にオススメです!
ソンジェ背負って走れ ⇒ 成長系というところで似ています!若干コンセプトが違う部分はありますが、キャスト達を応援したくなる気持ちになるドラマ、という点でも似ています!非常に評判の良いドラマなので、オススメです!
概要
放送時間…月• 火/ 21:55 ~ 23:05
放送期間…2011年1月3日 ~ 2011年2月28日
放送話数…16話+スペシャル1話
企画…韓国放送公社
製作社…CJメディア, キーイースト,JYPエンターテイメント
チャンネル…KBS 2TV、KBS drama
演出…イ•ウンボク、キム・ソンユン
脚本…パク•へリョン
制作…ヤン•グンハン、チョン・ウク、チェ・グァンヨン
出典:「KBS」公式サイトより(https://program.kbs.co.kr/2tv/drama/dreamhigh/mobile/index.html)
企画意図
「遠くない未来、私たちが必ず手にしたいスーパースターの物語!」
出典:「KBS」公式サイトより引用(https://search.kbs.co.kr/?keyword=%EB%93%9C%EB%A6%BC%ED%95%98%EC%9D%B4)
主な出演者
コ・ヘミの役柄:勉強も音楽もできる天才少女、家庭の事情により芸能高校のオーディションを受けることに…
ピルスクの役柄:太った役作りのために特殊メイクを使っています(費用6000万ウォン程、準備に5時間、特殊メイク剥がしに2時間…)絶対音感のある素敵な歌声という役柄です。
出典:メディア「Asia today」2011年1月5日配信記事より(https://www.asiatoday.co.kr/kn/view.php?key=436704)
サムドンの役柄:コ・ヘミに影響されて芸能高校を目指すことになる田舎の少年(歌の実力あり)
ジングクの役柄:ダンスが武器で情熱的な明るい性格、しかし家庭環境は複雑な少年
視聴率
1話 2011.01.03 10.7%
2話 2011.01.04 10.8%
3話 2011.01.10 13.1%
4話 2011.01.11 13.8%
5話 2011.01.17 15.5%
6話 2011.01.18 15.8%
7話 2011.01.24 15.9%
8話 2011.01.25 16.3%
9話 2011.01.31 16.7%
10話 2011.02.01 17.6%
11話 2011.02.07 17.9%
12話 2011.02.08 16.7%
13話 2011.02.14 17.9%
14話 2011.02.15 17.6%
15話 2011.02.21 17.9%
16話 2011.02.22 17.2%
まず、初回の視聴率は10.3%で、他の月火ドラマの視聴率と比べても良い方でした。
様々な議論の中(アイドルが多すぎるのでは?等)、そんな中よく持ちこたえたのですが、
1月11日の放送以降、ライバルドラマを抜いて視聴率1位を達成しました。
出典:新聞社「경남매일」2011年1月18日の配信記事より引用(http://www.gnmaeil.com/news/articleView.html?idxno=169407)
主な視聴層が10代と20代だったことを考えるとかなり良い成績なんです!
出典:メディア「アジア経済」2011年1月12日配信記事より引用(https://cm.asiae.co.kr/article/2011011207492503820)
この時代の学園物ドラマは大体失敗に終わっていたことを考えると異例の大成功とも言えるのです!
視聴率参考「닐스코리아」公式サイト:https://www.nielsenkorea.co.kr/default.asp
受賞
2011年KBS演技大賞
- 新人演技賞…キム・スヒョン、スジ
- ベストカップル賞
- 人気賞…キム・スヒョン
引用「KBS演技大賞」公式サイトより:https://program.kbs.co.kr/2tv/drama/2024dramaawards/mobile/index.html
2012年ゴールデンローズ賞
- 青少年部門 最優秀賞…ドリームハイ
引用「ゴールデンローズ」公式サイトより: https://www.rosedor.com/
OST ※YouTube動画は全てKBS公式チャンネルからの引用です。
その他・裏話
冬ソナで有名なペ·ヨンジュン(キーイースト社長)と、NiziUの生みの親パク・ジニョン(J.Y.Park)(JYP社長)が手を組んだプロジェクトで以前から注目を集めていたドラマです!
出典:メディア「동아일보」2010年4月13日配信記事より引用(https://www.donga.com/news/article/all/20100413/27538646/1)
とてつもないキャスティングなのは言うまでもありませんが、大手芸能事務所の社長であるパク·ジニョンとペ·ヨンジュンの2人が直接ドラマに出演した事、すごいですよね!
更にスジ、キム·スヒョン、2PMのテギョンとウヨン、T-ARAのウンジョン、IUなどが出演…!物凄いメンバーですよね!!
ネタバレになるので書きませんが、カメオも当時話題になりました!
後にはニックン、ク·ジュンヨプ、チュ·ヨンフン、ファン·チャンソン、チョン·ヒョンム、miss A、2AM、Dal★Shabet(←ダルシャーベット、懐かしすぎませんか??>_<)なども登場!
ただ、アイドルだらけのキャスティングで一部ネガティブな意見もあったそう…。ですが、ドラマの内容的に現役アイドルや歌手がキャスティングされるのは当然だという意見も多かったそうです。そりゃそうですよね。生歌とダンスのシーンばかりでしたもん!そんなこんなで演技力論争が起きたりもしていたのですが、幸い後半部分ては皆さんの演技力がかなり安定したとの評価が目立ったようです!
出典:メディア「アジア経済」2011年1月25日配信記事より引用(https://cm.asiae.co.kr/article/2011012507384521946)
日本ではドリームハイを背景にした創作ミュージカルが2012年と2025年に製作されたりもしました!
出典:「チケットぴあ」2012年6月20日配信記事より引用(http://community.pia.jp/stage_pia/2012/06/wadai-dreamhigh.html)
出典:メディア「PR TOMES」2025年1月30日配信記事より引用(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002906.000012949.html)
この当時は新人同然だったキム·スヒョンや演技デビュー作だったスジなど、かなり踏み切ったキャスティングではある一方で、ドリームハイ以降、トップスターに成長した彼らの現在の姿を考えれば、新人登竜門の役割も果たしたドラマとも言えますね!
メインテーマ曲である「dream high」や、IUが歌った「some day」など、音源チャート1位を獲得し人気を集めました!
出典:メディア「STAR NEWS」2011年2月14日配信記事より引用(https://www.starnewskorea.com/music/2011/02/14/2011021416242811595)
このドラマの最大の好評要因であり、救世主、そして最大の恩恵を受けたのは間違いなくキム·スヒョン!
ドラマでありながら、アイドルとしての力量も必要な専門的な作品のため、俳優陣でキャスティングを固めようとすると、歌やダンスの習得に多くの時間を費やしてしまうという問題が…。演技力が保障されている一般的な俳優だと寧ろ多くの努力と時間が必要になってくる作品という事ですよね…。
となると、歌がある程度は可能で、ダンスを補う程度で演技が上手な俳優をキャスティングをしなければならないという条件になってきます! まさに、歌唱力に信頼のあるキム·スヒョンが敵役だったという事ですね!
キムスヒョンはこのドラマを通じて『太陽を抱く月』に出演して大成功し、『ドリームハイ』もキムスヒョンを通じて人気が長期化したので、お互いにウィンウィンという事ですね!
真冬に撮影するのに暖房施設が一つも備わっていなかったのだろうか…設定は室内なのにも関わらず、俳優の口から白い息が出ていた事で、ネットでも話題になっていました!
出典:メディア「スポーツ経営」2011年1月13日配信記事より引用(https://sports.khan.co.kr/article/201101131601253)
スジとIUはこのドラマで親しくなったのか、その後「芸能界の親友」として知られています! テギョン、スヒョン、ウンジョンも1988年生まれの同い年なので、かなり親しかったそうです!
出典:メディア「newdaily」2012年10月24日配信記事より引用(https://www.newdaily.co.kr/site/data/html/2012/10/24/2012102400026.html)
それから、TWICEのサナ(TWICE)がこのドラマにハマっていたそうです!!
パク·ヘリョン作家はドリームハイ以降、『あなたの声が聞こえる』『ピノキオ』などのヒット作を出し、演出のイ·ウンボクは『学校2013』、『秘密』で好評を得て、『太陽の末裔』、『ミスターサンシャイン』『スイートホーム』など、相次いで大ヒットを出しました!また、共同演出のキム·ソンユンもドリームハイ以降、『雲が描いた月明かり』『梨泰院クラス』で大ヒットを出しました。
という事で、古いドラマですが、今見ても楽しめる要素がたくさんあるのではないかと思われます!
ドラマの影響力など
ドラマの人気は凄まじく、京畿道高陽アラムヌリ大劇場で開かれた「ドリームハイスペシャルコンサート」のチケッティング競争率がなんと70倍だったのです!
出典:メディア「スポーツ東亜」2011年2月21日配信記事より引用(https://sports.donga.com/ent/article/all/20110220/34981646/3)
特に日本ではケーブル放送局のDATVと地上波のTBSで放送され、さいたまスーパーアリーナで「ドリームハイプレミアムイベント」が開催されるなど、韓国内にとどまらない人気でした!
出典:メディア「연합뉴스」2011年9月5日配信記事より引用(https://m.entertain.naver.com/home/article/001/0005250569)
2011年の人気検索語の順位でも、上位に名を連ねる結果に!
Googleは4位、Naverは4位(最も多く検索されたドラマでは1位)、Daumは10位!話題がどのくらいか分かりますよね!
出典:メディア「아이뉴스24」2011年12月16日配信記事より引用(https://n.news.naver.com/article/031/0000245183?sid=105)
筆者の感想・視聴に関するアドバイス
筆者の感想
このドラマ、私は高校生の時に見たので、ものすごく「夢がある!」「キュンキュンする!」といった感じで、大分ハマりました(笑)
出演キャストもKpop第2世代のトップアイドル達で、例えば彼らがアイドルとして歌っている舞台では見られない隠れた実力(歌唱力)だったりをドラマの中で見られたのが、すごく衝撃的でした。
皆上手いし、お歌系ドラマの中で、歴史に残る作品だと思います!Kpop第二世代のファンでなくても、今もな有名な方々が出ているので、楽しめると思います!
J.Y.Parkも頑張っていてそこも面白いです!笑
私は、JYPガチオタ、というわけではなく実はYGガチオタなのですが、そんな私でもJYPの歌手やIU、T-ARAなどの推し事務所以外のアイドル達にも興味がありました。
なので推し以外でもCDを買ったり、音楽番組を観ていました。そんな感じでいつも観ていたアイドル達の素敵な歌やダンスを堪能できる、という点で高校生当時の私はものすごく感動しました。
キラキラしたアイドル、一人一人スポットが当てられる形でドラマを楽しめるというところが、このドラマでしか見られない良さだと思います。
有名なアイドルが多いので、今見てもきっと楽しめる点がたくさんあると思います!
それから、IUに関しても、IUのドラマは沢山ありますが、こんなに歌うドラマはないですし…!本当にオススメです!
どんな気分で見る事ができるか
青春、夢を追う…という感じなので、とにかく心が綺麗になります(笑)
歳を重ねてから観ても、学びになるセリフがたくさん出てきます。
ついつい忘れがちな、
“目標に全力で取り組むエネルギー”だったりとか、
“悔しいと思う気持ち”や、
“何かに必死に喰らいつく良い執着”
…そういう、人間としての本質が綺麗に描かれているなと感じます。
韓ドラ業界への影響(筆者の考察)
また、キャスティングにおいても、アイドルばかりを起用するという新しい試みがありましたが、この時代あたりから、アイドルがドラマに出る事が当たり前になってきたように感じます。
よく考えてみたら、今はアイドルが主演をやる事に対して、珍しいという感じはしないですよね?
たしかに、”お!このアイドル演技の道も切り拓くのね〜!”なんていう気持ちにはなったりしますが、アイドルが演技?!とまでは感じない時代に、気付いたら変わっていました。
そのきっかけの一つとして、ドリームハイが挙げられると思います。
アイドル活動は、あまり長い年数保証された職ではないですよね、残念ながら…
男性アイドルも兵役に行かなければならないし、女性アイドルは出産などのタイミングで脱退やグループ解散など、長く続けるのが難しい職種です。
そんなアイドル達がドラマに出演する事で芸能界に長く滞在できるような文化の基盤が整ったのは、アイドルにとって、この上なく非常にプラスな事だと思います。
ファンにとっても、アイドルとしての活動が難しくなっても、ドラマで観られたらすごく嬉しいですよね。
芸能大国、韓国だからこそ、こういった時代の変化は必要であったと思いますし、ドリームハイの出演者たちが見事な演技、歌で床の間を楽しませた事が、後輩達にすごく良い影響を与えたと言っても過言ではありません。
そんな事実も含めて、私はドリームハイという作品がもっと評価されていったら嬉しいなと感じています。
視聴に関するアドバイス
古いドラマなので、それを前提にして、期待値を予めマインドコントロールをして見ることをおすすめします!笑
イヤホンで聞いて観た方が良いです!!歌声に全集中で!笑
みんなの歌の良さがあってこそ、感動も2倍なので、観る方もそうですが、どちらかというと、聴く方の環境を整えて視聴してください!ぜひ!笑
以上、ドリームハイのレビューと評価でした!
※情報・キャスト・あらすじは公式情報を基に記載。感想および評価は筆者によるものです。