ムービング(무빙)

[ま行]から始まる韓ドラ

ジャンル

 
アクション、不思議、社会、壮大、家族、恋愛、
 
 

5段階評価

 

続きが予想できない度★★★★★(星5)
ま、じ、で、予想できないです…本当にこんなに予想できなくて面白いドラマ観たことないです…
 

続きが気になる度★★★★★(星5)
まじで気になります…本当に止まらなくなりました…
覚悟必要なレベルで面白すぎて気になります
 

映像映え度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(星0)
映え系ドラマでは一切ありません!
ストーリーに合った映像の質です!
 

OSTの良さ★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(星1)
OSTが耳に入ってこないほど視覚的な刺激が強いのかもしれません…
 

キャストの豪華さ★★★★★(星5)
超豪華です!
韓ドラ好きな方はそういった意味でもとても楽しめると思います!
 

主人公以外への愛着★★★★★(星5)
本当にやばいです、みんなに愛着湧きます!
 
キャスティングのマッチ度★★★★★(星5)
見事にマッチしています!
 

話題性★★★★★(星5)
日本でもSNSで騒がれていました!
キャストの豪華さからして話題になるのは当たり前ですが、何よりもストーリーが面白すぎて、面白いドラマだからこそ話題に上がった、という感じがします…
 

怖さ★★★★⭐︎(星4)
幽霊とかそういう叫んでしまうような怖さなのではなく、別の種類で怖いです、普通に。
でもそんなにビビらなくてもいいのかな?と思ったりします。
 

キュンキュン度★★★⭐︎⭐︎(星3)
人によるとも思うのですが、キュンキュンを期待しないで観るくらいが丁度良いのではと思います
 
コメディ要素の強さ★★⭐︎⭐︎⭐︎(星2)
作品としてはコメディを狙っているわけではないと思いますが、コメディ無しでシリアスな雰囲気で行きたいという感じもしません。
親しみやすい程度に笑いも交えつつ、そんな意味でコメディ的な要素も若干あります!
 

前半からの面白さ★★★★★(星5)
前半から不思議でならないです!
まじで面白いです!
 

中盤~後半の飽きなさ★★★★★(星5)
飽きるどころか、16話で足りないくらい満喫できるはずです!
 
脚本・描写の理解しやすさ★★★★⭐︎(星4)
話は難しい割に意外と理解できます!
 

後遺症度★★★★⭐︎(星4)
かなりの大作なので、それなりの満腹感、そしてあの世界の余韻に浸ってしまう後遺症はありますね!
 
 
 

こういう人がハマるかも⁉︎

 
脚本が唯一無二で内容のある作品が好きだったり、あるいは韓ドラが好きでなくてもハマりやすいと思います!
本当に不思議なドラマでとても面白いです!
私は殿堂入りのドラマですが、授賞式でも賞を総ナメにした非常に評価の高い作品です!
脚本の面白さが本当に目立ちます!
恋愛ではなくとにかく保証された面白さを求めているなら絶対にこのドラマだと思います!
体力を使ってでもドラマにのめり込みたい方におすすめです!
 
 

〈ムービング〉が好きならこれも好きかも⁉︎

 
愛の不時着
すごく壮大なところが似ています。
恐らく『ムービング』が好きなら『愛の不時着』も楽しめるはずです!
ただ、逆はどうなのでしょう、『愛の不時着』が好きな人が『ムービング』も必ずしも好きかというとそんなことはないのかなと思います。
 
 
太陽の末裔
壮大なところが似ています。
太陽の末裔はかなり恋愛のペースを最優先に作られているので、『ムービング』よりもかなり恋愛要素が多いです。
ムービングがアクションドラマなら、太陽の末裔はラブロマンスです。
 
 
スノードロップ
壮大なところが似ていますが、『スノードロップ』の方がラブストーリーを軸にストーリーが進むので、その点は違うかもしれません。
ネタバレになるので言えませんが、『スノードロップ』で絡んでくるある部分が大好きな方は絶対に好きだと思います!
 
 
ペーパー・ハウス・コリア(S1,2)
壮大なところと、ネタバレになるので言えませんが、『ペーパー・ハウス・コリア』で絡んでくるある部分が大好きな方は絶対に好きだと思います!
 
 
ドクター異邦人
壮大なところが似ていますが、『ドクター異邦人』は恋愛を軸にストーリーが進むので、その点は違うかと思います!
ネタバレになるので言えませんが、『ペーパー・ハウス・コリア』で絡んでくるある部分が大好きな方は絶対に好きだと思います!
 
 
イカゲーム(S1,2,3)
ムービングの恋愛様子を取り除いて、不思議な話という点で似ています。
定評のある人気作なのでおすすめですが、殺害シーンなどが苦手な方にはあまりオススメできません!
 
 
IRIS
『ムービング』よりも恋愛要素が多めで、不思議な話という点で似ています。
定評のある人気作なのでおすすめですが、古いドラマなのでそこは理解して視聴したら面白いかと思います!
 
 
ソンジェ背負って走れ
壮大なところが似ていますが、『ソンジェ背負って走れ』の方がラブコメに近い感触があるので、ラブコメの感じがありつつもムービングのように何かに向かって立ち向かうドラマを好まれる場合は楽しめると思います!
 
 
 
 
 

主要キャスト

 
イ・ミヒョン役(1970年生まれの設定)
・ボンソクの母、息子思いの素敵な母
女優:ハン・ヒョジュ/1987.0222生まれ・INFP
▶︎ハン・ヒョジュの公式Instagramアカウント
キム・ボンソク役(1999年生まれの設定)
・一見、普通の高校生。大きなリュックを背負っていること以外は…
俳優:イ・ジョンハ/1998.0223生まれ・INFJ
▶︎イ・ジョンハの公式Instagramアカウント
チャン・ヒス役(2000年生まれの設定)
・一見、普通の可愛い高校生。ボンソクが恋に落ちた相手!
女優:コ・ユンジョン/1996.0422生まれ・ISTP(2023年8月現在/インタビュー動画1分13秒のあたり
▶︎コ・ユンジョンの公式Instagramアカウント
キム・ドゥシク役(設定年齢は不明)
・ネタバレを避けたく多くは語れませんが、一見 普通のイケメン
俳優:チョ・インソン/1981.0728生まれ・INFJ
▶︎チョ・インソンの公式Instagramアカウント
チャン・ジュウォン役(1960年生まれの設定)
・チキン屋を営みながらヒスを育てる。
俳優:リュ・スンリュン/1970.1129生まれ・MBTIは不明
▶︎リュ・スンリュンの公式Instagramアカウント
イ・ガンフン役(2000年生まれの設定)
・勉強のできる学級委員長で一見、普通の高校生
俳優:キム・ドフン/1998.0915生まれ・ENFJ
▶︎キム・ドフンの公式Instagramアカウント
イ・ジェマン役(1963年生まれの設定)
・ガンフンの父、息子思いの父親
俳優:キム・ソンギュン/1980.0618生まれ・MBTIは不明
▶︎キム・ソンギュンの公式Instagramアカウントはありません
(※2025年10月現在)
チョン・ゲド役(1987年生まれの設定)
・ボンソクとヒスがよく乗るバスの運転手
俳優:チャ・テヒョン/1970.1129生まれ・ISTJ
▶︎チャ・テヒョンの公式Instagramアカウントはありません
(※2025年10月現在)
チェ・イルファン役(1965年生まれの設定)
・ボンソク、ヒス、ガンフンの学校の先生
俳優:キム・ヒウォン/1971.0110生まれ・ISFJ
▶︎チャ・テヒョンの公式Instagramアカウントはありません
(※2025年10月現在)
 
 

概要

 
放送期間
・Disney+:2023年8月9日 ~ 2023年9月20日
・MBC TV:2024年12月22日 ~ 2025年2月9日
 
放送日時
・毎週日曜 22:00〜
 
撮影期間
・2021年8月23日 ~ 2022年7月11日
 
話数
・全20話
 
制作会社
・Studio&New、Mr.Romance
 
 
監督
・パク・インジェ(박인제)代表作:『裏切りの陰謀』『ザ・メイヤー 特別市民』『キングダムS』
・パク・ユンソ(박윤서)
 
脚本
・カンフル(강풀 / Kangfull)代表作:『ムービング』『ムービング2』『照明店の客人たち』 など
 
配信情報
 
ストリーミング配信
・Disney+
・Hulu
 
対象年齢
・19歳以上
 
 

受賞

 

『ムービング』受賞歴まとめ(2023〜2024)

 
Disney+オリジナルドラマ『ムービング』は、2023年から2024年にかけて韓国国内外の数多くの授賞式で輝かしい成果を収めました。作品としての評価だけでなく、主演・新人俳優、脚本、演出といった幅広い分野で受賞を果たし、その圧倒的な存在感を証明しています。
 

2023年の受賞

 
まず、2023年には第5回「アジアコンテンツアワード & グローバルOTTアワード」で
•男子主演俳優賞(リュ・スンリョン)
•脚本賞(カン・プル)
•男子新人賞(イ・ジョンハ)
•女子新人賞(コ・ユンジョン)
•ベストクリエイティブ(『ムービング』)
•ベストデジタルVFX作品賞(『ムービング』)
 
という主要部門を総なめにしました。
 
さらに「第59回大鐘賞映画祭」ではハン・ヒョジュがシリーズ女優賞を獲得し、作品賞も受賞。
同年の「フンデックス・アワード2023」でもドラマ大賞に輝き、「ハンギョレ放送演芸大賞」では“今年の作品賞”を受賞しました。
 
年末には「キノライツ年末決算アワード」で“今年の韓国ドラマ部門”に選ばれ、さらに「APANスターアワード」では演出賞(パク・インジェ監督)と中編ドラマ男子最優秀演技賞(リュ・スンリョン)を受賞。
まさに2023年は『ムービング』旋風が巻き起こった一年でした。
 

2024年の受賞

 
翌2024年も勢いは止まりません。
「第60回百想芸術大賞」では、ドラマにとって最大の栄誉とも言える TV部門大賞 を受賞。加えて、脚本賞(カン・プル)と男子新人演技賞(イ・ジョンハ)も獲得しました。
 
続く「第3回青龍シリーズアワード」でも、大賞に加え、新人女優賞(コ・ユンジョン)、新人男優賞(イ・ジョンハ)を受賞し、若手俳優の躍進を印象づけました。
 
そして「ソウルドラマアワード2024」では、K-ドラマ部門作品賞を受賞。国際競争部門では演出賞に輝いたパク・インジェ監督が称えられ、作品の完成度が国際的にも高く評価されました。
 
 
このように『ムービング』は、作品・俳優・脚本・演出すべてにおいて評価され、2023〜2024年の韓国ドラマ界を代表する一作となったことが分かります!
 
 
 
 

OST

 
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▶︎Spotify
 
 
 
 
 
 

その他・裏話 〜俳優関連〜

 
キャストの裏話が、なんといっても見逃せません。
リュ・スンリョンは『極限職業』『念力』に続き、三度目の“チキン店店主”役を演じて話題に。
また、彼とハン・ヒョジュが共演するのは映画『光海 王になった男』以来およそ10年ぶり。
ハン・ヒョジュは母親役を演じるのが『トンイ』以来二度目となります。
 
さらに、イ・ジョンハはこの役のために約30kgも増量したという驚きのエピソードも。俳優陣の身体的・精神的な挑戦も、このドラマが圧倒的な説得力を持つ理由のひとつでしょう。
 
 
 

その他・裏話 〜ドラマ関連〜

 

原作との違い

 
『ムービング』は、原作者カンフル自身が脚本を手がけているため、基本的な大筋はそのままですが、ドラマオリジナルのキャラクターや設定変更が随所に盛り込まれています。これにより、原作を読んでいた人にとっても新鮮に楽しめる構成になっているのが大きな魅力です。
 
例えば、劇中の国家情報院の要員たちにはそれぞれ「出身地」にちなんだ暗号名が与えられており(ジンチョン、ポンピョン、ナジュなど)、原作にはない新しい設定が加えられています。また、原作ではチュオタン(どじょう汁)を営んでいたミヒョンの店が、ドラマではトンカツ屋に変更されていたり、キャラクターの背景や人間関係にも変化が見られます。
 
特に大きな改変のひとつが、チャン・ジュウォンの入職エピソード。原作では下宿先の娘だった妻との関係が描かれていましたが、ドラマでは全く新しいストーリーが作られ、彼が国家情報院に入る理由も大幅に再構築されました。
 
また、ドラマに登場する「フランク」というキャラクターは、もともと原作の続編『ヒドゥン』に登場予定だった人物を先取りして登場させたものだといいます。こうした変更は、単なる原作の再現に留まらず、「これから展開されるであろう世界観」への布石とも考えられるのが面白いところです。
 
そのほか、原作では国情院のメインヴィランだったキャラクターが削除され、代わりにオリジナルキャラクターが登場したり、原作続編『ブリッジ』のエピソードがドラマの最終話で軽く触れられるなど、随所に工夫が加えられています。
 
 
 

制作裏話

 
『ムービング』は韓国ドラマ史上でも屈指の制作費を誇り、後半の追加作業だけでも約150億ウォンが投入され、総制作費は650億ウォンに達しました。これは『太王四神記』を超える金額で、いかに大規模なプロジェクトであったかがわかります。
 
監督のパク・インジェはインタビューで「超能力ものではあるが、その根底には“成長・家族愛・愛情”というテーマが流れている作品だ」と語っています。また、原作では描ききれなかった裏設定やエピソードをドラマで補完しているのも特徴です。
 
アクションシーンは派手で迫力満点ですが、ユ혈描写や激しい戦闘も多く、視聴年齢が「19歳以上」に設定されているのも納得です。ただし、映像表現はあくまでファンタジー的・漫画的であるため、過剰な残虐さよりもエンタメ性を感じる人が多いようです。
 
また、ちょっとした小ネタも豊富。例えば、チョ・インソンが演じるキャラクターが「旧式の銃の持ち方(ティーカップグリップ)」をしているのは、キャラの時代背景を反映させたリアルなこだわり。さらにEBSの人気キャラクター「번개맨(稲妻マン)」が実際に登場するなど、視聴者を驚かせる遊び心も随所に盛り込まれています。
 
 
 

世界観の広がり

 
本作はカンフルの他作品『タイミング』『ブリッジ』『アゲイン』と世界観を共有しており、劇中のワンシーンでその“つながり”を示唆する描写も。今後、これらの作品が次々と実写化される可能性が高く、『ムービング』が壮大な“超能力ユニバース”の幕開けになるのでは、とファンの期待が高まっています。
 
 
 

📌 まとめ

『ムービング』は原作を忠実に守りつつも大胆にアレンジされた部分が多く、制作費・俳優陣・演出すべてがスケールアップした「新しい韓国ドラマの金字塔」と言える作品です。原作ファンもドラマから入った視聴者も、両方を満足させる作りになっているのが最大の強みといえるでしょう。
 
 
 
 
 
以上、〈ムービング〉のレビューと紹介でした!

 

 

※情報・キャスト・あらすじは公式情報を基に記載。感想および評価は筆者によるものです。  

※アイキャッチ画像は、AIツールを用いて生成したオリジナルイラストです。著作権侵害にあたる画像ではありません。  

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